Google のポリシー・ステマ規制への考え方
口コミ獲得の支援ツールは、設計次第で店舗を危険にさらします。
このツールが「やらないこと」を、理由とあわせて説明します。
1. 自動投稿・投稿代行はしない
Google マップの口コミを、消費者に代わって投稿するAPIは公開されていません。
ブラウザ自動化などで投稿を代行する行為は Google の利用規約に違反し、
口コミの一括削除やビジネスプロフィールの停止につながる可能性があります。
このツールの動作
- 自動で行うのは「下書きのコピー」と「Google マップの投稿画面を開くこと」だけです。
- 星の数の選択と投稿ボタンの操作は、お客様ご自身が行います。
- お客様の Google アカウントに触れることはありません。
2. レビューゲーティング(良い評価だけを集める仕組み)をしない
「満足した方はこちら、不満のある方はこちら」と評価によって導線を分ける手法は
レビューゲーティングと呼ばれ、Google の禁止事項です。
このツールの動作
- 選択肢には「良かった」と「気になった」をそれぞれ1つ以上入れないと、
店舗はURL・QRコードを発行できません。この制限は画面側だけでなくサーバー側にも実装しており、
設定を直接書き換えて回避することはできません。
- どの項目を選んでも、その後の画面と導線は完全に同一です。
- ネガティブな項目を選んだお客様にも、同じように下書きが作られます。
3. AI による脚色をしない
生成AIが体験していない事実を書き足すと、それは口コミではなく創作になります。
Google のコンテンツ ポリシーでも、実体験に基づかない内容は禁止されています。
このツールの動作
- 材料は「お客様が選んだ項目」と「お客様が書いたひとこと」だけです。
- 書かれていない料理名・数字・エピソードを足さないよう、生成時に明示的に禁じています。
- ネガティブな項目を前向きな表現に言い換える処理は入れていません。
- できあがった文章はお客様が自由に編集でき、画面には
「違うと感じた部分は必ず直してください」と表示されます。
4. ステルスマーケティング規制について
2023年10月施行の景品表示法の指定(いわゆるステマ規制)では、
事業者の表示であるにもかかわらず、第三者の表示であるかのように見せることが禁止されています。
口コミは投稿者本人の体験・評価として書かれる必要があります。
店舗側で注意していただくこと
- 口コミの投稿や、特定の内容・高評価を条件に、割引・特典・景品を提供しないでください。
対価と引き換えの依頼は、店舗の表示とみなされる可能性があります。
- 「星5でお願いします」など、評価の指定はしないでください。
- お客様に依頼する際は「よろしければ感想をお聞かせください」という案内にとどめてください。
- 店内POPの文面を変更する場合も、上記の考え方を守ってください。
このツールは、店舗が投稿内容を指定できない構造になっていますが、
店舗の運用によっては規制の対象となり得ます。判断に迷う場合は専門家にご確認ください。
5. お客様の情報を集めない
お客様が選んだ項目・入力したひとこと・できあがった下書きは、いずれも保存しません。
店舗側にも送られません。記録するのは「下書きが作られた回数」と
「投稿画面へ進んだ回数」という数字だけです。詳しくは
プライバシーポリシーをご覧ください。